岐阜 枝豆農園.com | 岐阜産えだまめブログ

岐阜で50年以上枝豆を育てている、専業農家のえだまめ農園ブログ!!

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岐阜で農業を始めて100年以上。

先祖5代にわたって野菜を育ててきたプロが、岐阜の本当においしい枝豆をご紹介いたします。

早いもので、岐阜で枝豆を育てて55年がたちました。
元々は農家のおやつとして田んぼのあぜ道に植えた
あぜまめが、いまでは全国的に有名な産地となりました。

毎日コツコツと、真面目に野菜づくりに取り組んできた結果、この【岐阜産枝豆】のブランドを作り上げたのだと思います。

私の育てた枝豆を始め、様々な農家さんの努力をたたえつつ、こちらのサイトでは岐阜産枝豆について紹介していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

岐阜産の枝豆は他の産地の枝豆とどう違うの?

岐阜産の枝豆は、他の有名産地の枝豆と比べてどう違うのでしょうか?
そんな質問も近年では増えてきています。
枝豆の中にはざっくりと分けて、
3種類の枝豆があります。
正確に言うと【
三種類の大豆】です。

★まず一つ目は、黒枝豆
黒枝豆は、黒大豆を未成熟の状態で収穫したものをいいます。
黒豆の主な産地は、北海道・兵庫県・京都府などです。
粒は3種類の中でも一番大粒で、うす黒い薄皮をかぶっています。
茹でるとほくほくとした食感で、まるで栗のような奥深い味わいをしています。
お節料理で食べる黒豆は、黒大豆を水でもどして炊いたものをいいます。

★2つ目に、茶枝豆
一般的に茶豆として全国に流通しており、もっとも有名なものに山形原産の【だだちゃ豆】があります。
もう一つ有名なのが新潟の【黒崎茶豆】です。こちらも大豆になる前の未成熟の状態で収穫したもので、薄茶褐色の薄皮をかぶっています。
他の枝豆と比べ、さやのくびれが深く、甘みとお茶のような風味を持ち合わせています。
枝豆界の中でも一番高級な枝豆です。

★3つ目に青枝豆
岐阜県産の枝豆は、こちらの青豆(白毛豆)の未成熟なものを収穫して出荷しております。
3種類の中でも一番クセがなく、一般的な枝豆として全国的に一番出回っている種類です。
そして、市場で一番早く出回るのがこの【岐阜県産・青枝豆】です。
茹でると鮮やかなグリーンで、ぷりっぷりの食感が特徴です。
ずんだ餡は、この青枝豆を原料につくられています。(空豆も原料となります)

岐阜産枝豆作付け情報

岐阜県で栽培されている枝豆は、作付け面積約180ヘクタール。
全国で9番目(H.21)に出荷量があると言われています。
近年では高齢化で引退する農家さんもいますが、平均すると毎年1000トン前後が全国へと出荷されています。

ここ岐阜県は、東西に清流長良川が流れ、伊自良川、木曽川などきれいな川が分岐した水の都です。
長良川といえば鵜飼でも有名で、そこでとれた鮎は日本一おいしいとも言われています。(馬瀬の鮎は日本一になりました)

美味しい枝豆が育つ理由にはきれいな水も欠かせませんが、周辺の環境にも影響します。
あまり都会すぎてもいけませんし、周りが工場だらけでもいけません。
岐阜枝豆の産地である、【島、則武、合渡、鷺山地区】ではこのような環境がそろっているので、昔から変わらずおいしい枝豆が育ちます。

岐阜枝豆の品種

岐阜産枝豆は約12種類近くあり、ハウス栽培・トンネル栽培・露地栽培用にと期間ごとに分かれています。

●ハウス栽培…サギミドリ、サッポロミドリ、サヤムスメ、美濃錦、試交21号、湯あがり娘

●トンネル栽培…みのあじ、美濃錦、サヤムスメ、試交21号、S201

●露地栽培…エゾミドリ、錦秋、群つる、黒豆、湯上がり娘

近年では丹波黒や、だだちゃ豆を試験的に育てている農家さんもいます。

岐阜枝豆のそだてかた

★ハウス枝豆

商品イメージ

品種:ふくだるま

岐阜産の枝豆には大きく分けて二通りの枝豆があります。

早生・晩生はもちろんですが、ハウス栽培か、露地栽培です。

こちらの枝豆はハウス栽培のもので、5月の初旬には収穫できるように調節された品種です。
2月中に種から芽だしを始め、3月の初めには苗入れをしています。
路地栽培と違い、ハウス栽培のものは、先に芽を出してからハウスに移植させる形をとっています。
直射日光の影響も受けにくいので、さやは柔らかく、収穫後は丁寧に手作業のみで選別します。

値段も露地栽培のものの2~3倍で取引されている高級品です。
程よく甘みもあり、虫食いがほとんどないのが特徴です。

★路地枝豆

商品イメージ

品種:エゾミドリ

ハウス栽培の枝豆が6月中旬には終わるので、そのあとに登場するのが露地栽培の枝豆です。

だんだんと暖かくなってきた4月頃からトンネルハウス栽培や、苗、もしくは直接種をまいて露地栽培で育てます。

暑くなればなるほど、直播きのほうが元気に育ちます。
屋外で育てるため、芽が出始めたころには鳥の標的になりやすいので、寒冷紗(かんれいしゃ)などを優しく上に敷いて、大事に苗を育てていきます。

露地枝豆はだいたい6月~10月まで続きます。
最もおいしい時期は8月のお盆あたりで、一番暑くて収穫が大変な時になります。

虫も正直なもので、この時期の枝豆は害虫被害も多いので、防虫ネットを使用することもあります。
そして、市場に出回る量が多い分値段も落ち着いています。

ちなみに最近の枝豆は品種改良で収穫時期をずらせますが、本当の旬は10月です。

枝豆には窒素をあまり与えすぎてはいけません
野菜の肥料には【N(窒素)・P(リン酸)・K(カリウム)】があります。
その中でも枝豆の大敵は窒素です。
窒素には葉っぱや茎を成長させる力があり、植物にとっては健康的な肥料です。
ですが、枝豆の場合実を大きく育てたいので、この窒素は与える必要がありません。
全くなしでは育たないので、岐阜では枝豆の前にほうれん草を育てて輪作します。
ほうれん草は、土中の窒素を程よく中和してくれる役割があるので、そのあと枝豆を育てることで病気もなく、大きくておいしい枝豆が育つのです。